このページの目次(14項目)
0. 結論1. ブランド資産の棚卸し(原データを持っているものはゼロ)2. ⚠️ 今すぐ止めるべきもの — 他社ロゴの権利2-1. ハローキティが納品物に 12 ページ入っています2-2. 許諾が未確認のロゴが3つ、検査をすり抜けている3. 明日の結果で動くもの(分岐)4. 会う前に直せるもの(今日)5. システムの更新項目5-1. 直したばかりのもの(261019)5-2. 同じ形の穴が残っている場所5-3. 入稿の経路が無い5-4. 版が増えすぎて「正」が分かりにくい6. 新しく起票する課題(7件)7. 明日に向けて京都打ち合わせを前にした デザインとシステムの棚卸し(261022)
⚠️ 261025 追記(この文書は打ち合わせ「前」の見立てです)
10/23 の結果、2つ食い違いが出ました。
①しんぶん君を描いたのは松尾さんご本人ではなく、ご主人でした(ご本人の発言)。
②原画・著作権・AI 清書の可否は、会議で話題になりませんでした。 議題は役割分担と仕組みの話に終始し、この文書の §1・§3 はほぼ手つかずで残っています。
一方 §5-3(入稿が未対応)は解決しました。入稿データはデザイナーさんが作ります。 こちらは Illustrator のデータまで。
結果=01_LINEログ/ミーティング記録_261023.md
明日 10/23(金)15:30、しんぶん君を描いた方(京都在住・元電通のデザイナー)と京都でお会いします。
三宅さん「見せ方次第では、直ぐに全国モデルになって行くと思います。デザイナーの方と一緒に、どの様に伝えるか?」
この場を踏まえて、デザインとシステムで何を更新すべきかを洗い直しました。
0. 結論
ブランド資産は5つありますが、原データを持っているものはひとつもありません。
すべて、三宅さんの資料や既存チラシから画像を抜き出して使っています。明日の打ち合わせは、この状態を変えられる唯一の機会です。
そして棚卸しの途中で、今すぐ止めるべきものが1件見つかりました。
納品予定のビジネスモデル資料に、ハローキティ(© サンリオ)が 12 ページにわたって入っています。
西濃運輸さんのロゴ画像がキティとのコラボ版で、ライセンス番号は西濃運輸さんのものです。こちらが使える根拠はありません。
1. ブランド資産の棚卸し(原データを持っているものはゼロ)
| 資産 | いま手元にあるもの | 使える大きさ | 原データ | 誰が持っているか |
|---|---|---|---|---|
| しんぶん君 | 既存B5チラシから抽出した 100dpi のラスター3ポーズ + 振付シート抽出7枚(200dpi) | 20mm まで | 無い | 明日お会いする方(推定) |
| サービスロゴ(「まごころ サポート」「ちょこっと」) | チラシPDFから文字を起こしたもの | 制限あり | 無い | 不明 |
| み・まも〜る/+プラス | 中日新聞の公式サイト画像をベクター化したもの | 制限あり | 無い | 中日新聞社 |
| お助けチケット券面 | 画像のみ | 制限あり | 無い | 不明 |
| むすびロゴ | 三宅さんの原案PDFを起こしたもの | — | 無い | 制作者が不明(M-20 ⑰) |
| 中日新聞社の新コーポレートロゴ | 資料から抽出(358×83px) | 30.3mm まで | 無い(公式サイトに配布データ無し) | 中日新聞社 |
これが効いている場面: リーフレットの表紙でしんぶん君を大きく使えず、AI で描き起こした清書で凌いでいます(候補34枚・採用11枚)。
2. ⚠️ 今すぐ止めるべきもの — 他社ロゴの権利
2-1. ハローキティが納品物に 12 ページ入っています
08_デザインDB/ロゴ素材_261013/西濃運輸.png(231×296px)は、ハローキティとのコラボ版です。
画像の下部に「Hello Kitty ©'21 SANRIO APPR. NO. L618122」と入っています。このライセンス番号は西濃運輸さんが取得したもので、こちらが使える根拠にはなりません。
入っている先:
| 資料 | 面 |
|---|---|
| ビジネスモデル 手描き そのまま版(261014) | 2・5・12・17 |
| ビジネスモデル 手描き くわしい版(261014) | 2・5・12・17 |
| ビジネスモデル 手描き 完全版(261014) | 3・8・16・25 |
261013 版の3本にも同じものが入っています。合計 12 ページです。
この3本は ToDo の「次の一手」で三宅さんへ送る予定になっており、明日の持参物にも入れていました。
対応: 西濃運輸さんの通常ロゴへ差し替えるか、ロゴを外して社名だけの表記にする。三宅さんの原本にはコラボ版しか無いので、差し替え用のデータを三宅さん経由で依頼するのが筋です。それまでこの3本は送らない。
2-2. 許諾が未確認のロゴが3つ、検査をすり抜けている
デザイン台帳には、バロー・西濃運輸・ainoma の3つに「許諾を確認してから」と書いてあります。
ところがビルドはこの状態を見ていません。 _bm_logos.py の check_dpi() が見ているのは解像度だけです。
結果、「許諾を確認してから」と台帳に書いたロゴが、そのまま PDF に焼き込まれています。
台帳に書くだけでは止まらない、という典型的な形です。機械の検査にしないと同じことが起きます。
3. 明日の結果で動くもの(分岐)
| デザイナーの方の回答 | こちらが動かすもの |
|---|---|
| 原画(ai/svg)をいただける | ①デザイン台帳のしんぶん君を原画に差し替え ②「20mm 上限」の制約を撤廃 ③リーフレット表紙でしんぶん君を大きく使う版を作る ④AI 清書11枚の役割を見直す(原画があれば不要になるものが出る) |
| AI の清書は使わないでほしい | ①該当11枚を差し替え ②リーフレット v11 を再組版(表紙・面2・面4・手順1〜3の6か所) ③ビジネスモデル資料3種も差し替え ④キャラクター台帳の approved を入れ替え |
| 使ってよい・条件つき | ①条件をキャラクター台帳の constraints に追記 ②デザイン台帳の history に経緯を1行 |
| ブランドの決まりをいただける | デザイン台帳に「描いた方の決まり」の節を新設し、色・最小サイズ・改変の可否を機械可読で持つ |
| 印刷の仕様を教えていただける | 入稿対応(下記 5-3)に着手 |
| 著作権の所在がはっきりする | 課題 ⑩-1・⑩-2 を決着へ。全国展開・商品化の前提が固まる |
どの分岐でも、こちらの作業は台帳の書き換えから始まります。 絵は台帳の参照画像とプロンプトで管理しているので、差し替えは効きます。
4. 会う前に直せるもの(今日)
| # | 直すもの | いまの状態 |
|---|---|---|
| 1 | デザイン台帳の「最新版」が実在しないファイルを指している | BtoC リーフレットの latest が 261015/…_261015.pdf。実体は 261016 の v11。しかも実在チェックが無いので誰も気づかない |
| 2 | ロゴの許諾状態をビルドで検査する | 台帳に「許諾を確認してから」と書いてあるのに、ビルドが見ていない(2-2) |
| 3 | キティ入りロゴを使う資料を送付停止にする | 納品物台帳の status を「保留」にして理由を残す |
5. システムの更新項目
5-1. 直したばかりのもの(261019)
公開サイトの禁止語ゲートに穴があり、ふさぎました。
Markdown が一度も検査されておらず、公開を止めた資料の本文が別の経路で出ていました。検査を1本に寄せ、出力ツリー全体を再帰で調べるようにしてあります。
ここから学べること: 「台帳に書く」「警告を出す」だけでは止まりません。公開や納品を実際に止める位置に検査を置く必要があります。2-2 のロゴ許諾は、まさに同じ形の穴です。
5-2. 同じ形の穴が残っている場所
| 場所 | 穴 | 直し方 |
|---|---|---|
_bm_logos.py | 許諾状態を見ていない | 台帳の status が「使う」以外ならビルドを止める |
デザイン台帳 documents.latest | 実在も新しさも検査していない | 実在チェック+「同じ名前でより新しい日付のフォルダがあれば警告」 |
| キャラクター台帳 | approved の実在は今回手で確認(全14件 OK)。常時の検査は無い | 台帳検査に組み込む |
| 納品物台帳 | 「現行の正がどれか」を持っていない | 資料ごとに current を1本だけ持たせる |
5-3. 入稿の経路が無い
印刷の話は明日必ず出ます。いまの状態:
| 項目 | 状態 |
|---|---|
| PDF の生成 | Chrome の印刷経由(Skia/PDF)。RGB のまま |
| CMYK 変換 | 未対応 |
| 塗り足し(3mm)・トンボ | 未対応 |
| 書体のアウトライン化 | 未対応(Zen Maru Gothic は OFL なので埋め込みで足りる見込み) |
| 仕上がりサイズ | A4 三つ折り 297×210mm(塗り足し無し) |
デザイナーの方に伺うこと: 入稿形式(PDF/X-1a か PDF/X-4 か)、印刷所、紙と部数、塗り足しの要否。
決まってから作ればよく、今から作り込む必要はありません。
5-4. 版が増えすぎて「正」が分かりにくい
BtoC リーフレットだけで、261001 から 261016 まで7つのフォルダに v2〜v11 が散っています。
どれが現行かを機械で言える仕組みがなく、デザイン台帳の手書きポインタが唯一の手がかりで、それが古くなっていました(4-1)。
6. 新しく起票する課題(7件)
課題総覧に ⑩ ブランド資産の権利と原データ を新設し、7件を起票しました。総数 88件 → 95件。
| # | 課題 | 深刻度 |
|---|---|---|
| ⑩-1 | ブランド資産5つすべてに原データが無く、抽出画像で運用している | 高 |
| ⑩-2 | ハローキティ(© サンリオ)付きのロゴが納品物12ページに入っている | 高 |
| ⑩-3 | 許諾未確認のロゴ3つを、ビルドが止めずに焼き込んでいる | 高 |
| ⑩-4 | AI で描き起こしたしんぶん君11枚の、描いた方の了解が未取得 | 高 |
| ⑩-5 | しんぶん君の著作権の所在が不明なまま全国展開を語っている | 高 |
| ⑩-6 | デザイン台帳の「最新版」が実在しないファイルを指し、検査が無い | 中 |
| ⑩-7 | 印刷入稿の仕様が未定(CMYK・塗り足し・入稿形式) | 中 |
7. 明日に向けて
持参物から、ビジネスモデル資料3種を外します(キティの件が片づくまで)。
代わりに持って行くもの:
- 京都打ち合わせ 論点メモ(6ページ)
- しんぶん君 素材と使用箇所の一覧(3ページ)
- BtoC リーフレット v11(紙で)
- 概要 16 ページ(三宅さんの最新版・見せ方の議論の素材)
- 2-5 個人情報保護等の運用規定(全17条・三宅さんの言う「目的」の第1号)
この棚卸しそのものが手土産になります。 「ブランド資産の原データがひとつも無い」という事実を、こちらが先に整理して持って行く形です。
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